僕どこへ行けばいいんですか?
こんちわ。突然ですが今、旅に出てます。どこにいるかって?
会津若松です。聞いたことはあるけど何県かわかりますか?福島県です。影ウス
ちょいと休みができたので「こんなチャンスはもうない!!」とばかりに思い切って長年の夢だった桜を追っかけて東北を旅するその日暮らし
自由気ままな貧乏一人旅に出ました。本当に自由気まま。完全ノープラン。その日の行く先はその日に決める。見る物、食う物、寝るとこも全部気分次第。
まず説明しておきます。この旅のルール。
・寝るとこは基本愛車。ステーションワゴンなので後ろ広々で布団敷いてあるので24時間いつでもどこでも就寝可能というわけ。キャンピングカーのような生活を理想とする。
・食べたい物を食べたい時に食べる。理想としてはできるだけ地のものを。その地の名物であったり郷土料理であったり。
・一日一温泉。なければ銭湯。これも俺の趣味。特に秋から冬にかけての旅で、夜中目が覚めるぐらい冷えた晩に起きた朝なんかに入る「朝っぱらから露天風呂」これはヒデキ感激×3ぐらいの感動。
・旅日記を写真に収める。これは趣味ですが。
・桜を見る。これは今回の旅の目的。
・行き先、日程は完全ノープラン。一応5月10日まで自由時間なので最大その日までに帰る。
こんな感じです。車旅を始めたのは昔北海道に行った時にバイクのライダーたちがみんなキャンプセットを持って移動して旅してんの。北海道は露天風呂王国でキャンプ施設も充実しててそういう旅をするにはもってこいの地みたい。「楽しそう。俺もやってみたい」と家帰ってから速攻テント買って昔の愛車ロードスターで出かけた。
楽しかった。めっちゃ。非日常の体験。これに尽きる。でも苦労だらけ。テント張る場所探しから始まって天気や外気温など状況が毎日変化する。家でただ寝てるのとはワケが違う。暑い夜、寒い夜、雨、風、騒音、虫etc・・・敵もいぱーいすぎる。しんどい事のほうが多いと思う。でもなぜか楽しかった。きつかった時の方が思い出になって残ってる。変態なのかも。
そんで次に興味を持ったのがキャンピングカー。動くマイルーム。でもめっちゃ考えた末にやめた。でかいし重いしドライブが大変そう。途中のドライブも重要ポイントだから。
何がしたい?自分に問いかける・・・
寝たい(笑)そうだ!好きな時にふらっと旅に出て疲れたらその場で寝る。そんな旅が好きなんや!キッチンもトイレもいらんのやろ。最低限ただ寝れたらエエんちゃうん!ということでフットワークの良いミドルクラスのステーションワゴンを購入するに至ったわけなんです。それを後ろフルフラットにしてふとん敷いてキャンプ用のコンロ積んで調理用具一式、調味料一式、クーラーボックス、非常食等積んで楽しい貧乏旅を楽しんでいる、というわけです。周りからは少々変態チックな感じで見られる事も多々ありますが気にしない。それが楽しいからイイんです!!
ふ~。興奮して前置きが長くなりました。ただ自分が変態じゃないことを証明するためだけにこんなにスペースを使ってしまいました。
いい写真が撮れたのでいぱーい記事にしたいんですがだいたいいつもマクドの無線LANを使ってネットしてる環境なので毎日定時に随時更新というわけには行きません。田舎の方行ったらマクドないし。旅の出発は日曜日の午後。25日と26日は快晴だったので朝から晩まで動きまくってゆっくりブログ書く時間もなくてさぼりましたが今日みたいな朝から晩まで天気の悪い日は暇なのでブログを書く時間にあてます。なので旅日記が2~3日ずれこんだりしますがご了承ください。まさに天気に大きく左右される旅なんです。今日はこちら一日雨で観光する気ゼロマックスなので気力を振り絞りたまった日記写真をたぷーり書きます。読んでくれた人が行った気になれるようなステキな旅日記になればいいです。
ほんと長くなりましたがこっから日記です。
25日午後に出発。敦賀でよく行く回転すし屋に。その後すぐ近くのおさかな市場をうろうろ。さば寿司を試食してたらおじさんに「にいちゃんボートの選手か?」オレ「えっ!だれですかっ?」おじさん「ボートの選手に似てるんやけどなぁ」おれ「えっ、違いますよっ。誰ですか?(汗)」
いったい誰と間違ったんでしょうか?山崎智也?浜野谷憲吾?俺ってそんなにイケてるの?吉川照男はイヤよ
北陸道をずんずん北上。富山県を走行中でアルペンルートで有名な立山連峰が遠くに見える。
レンホウ?写真マチガタ
立山連峰はまだまだ雪が残ってる。雄大だなぁ。天気もよく気分上々だ。
でもやっぱ高速って飽きてくる。単調だから。昼はまだ景色が見えるからマシだけど夜の高速移動はキライ。
北陸道を通って新潟県で磐越自動車道に入る。滋賀県→福井県→石川県→富山県→長野県→新潟県→そして福島県へ。高速で流れる景色の中の桜がだんだん咲いていくのが非常に不思議な感覚でおもろかった。
遠くへ来たもんだ。600キロくらい走ったか?とりあえず会津若松で降りる。1000円。ウヒャヒャ!!ほんとは1万円オーバーなのに。やめられまへん休日割引。
福島県は生まれて初めて踏む土地です。なぜ会津若松かというと全国地図とにらめっこしてプランを立ててたら喜多方が目に入って「本場のラーメン食いてえ」となったわけ。いっぺん行ってみたかった昔の宿場町「大内宿」も近いし。
着いたらもう夜。真っ先にライトアップの鶴ヶ城へ。桜はどうだ?
おおっ!!ええじゃんかっ!!ちゃんと咲いてんじゃんかっ!!
不安だったけどここ2~3日で一気に咲き出したそうで。ラッキーじゃねえすか!!5~7部咲き程度でいい感じでした。ほとんどつぼみのあんま咲いてないような木もライトアップすりゃあ適当に見ごろになる、という事も判明した(笑)
今日これ見れただけで「来た価値あり!!」と思えたお堀の桜と水面に反射する桜のコラボ。めっちゃ綺麗に撮る事ができました。
う~ん。長くなってきたぞぅ・・・。でも明日日記書けるかわからんからかける時間のうちに、日記と行動ができるだけ遅れんように記事にしとこうか。
26日の日記。昨日ね。
この日も朝から快晴で朝5時20分に目覚ましで起きたらもうすでに明るかった。さすが東北。日の出がだいぶ早いな。
東北の人は朝が早い?散歩ブーム?お城近辺はこんな時間からたくさんの人が精力的にウォーキング。
確かに天気のいいこんな朝は寝てたらソンだわね。俺もカメラ片手に散策。
朝の鶴ヶ城。
気持ちの良い朝の散歩となりました。
次に向かったのは宿場町大内宿です。
よく見る有名なアングル
楽しかった。宿場町が好きで結構いろんなとこ行ってるなかでここはこの眺めが最高にいいね。店もたくさんで活気があっておもしろかった。ここは休日、連休は混雑が強烈らしいので必ず避けたほうがいい、と何人もの地元の人に言われたから本当に相当な混雑ぶりなんだろうね。平日の今日でも昼過ぎには駐車場待ちしてたくらいやから。
そして念願の喜多方ラーメンへ!!
まずは王道「坂内食堂」へ。
そして極太麺がどうしても気になった「食堂なまえ」
確かに極太!!
気合の一気2杯食い!!ゲプッ
よろしいんでねえかい、喜多方ラーメン。中華そばの原点だね。特徴のある手打ち太ちぢれ麺もぷりぷりしてておいしい。「朝ラー」という朝からラーメンを食う文化があるらしく7時8時からやってる店もあるんやって。確かにこのあっさり中華そばなら朝からツルっといけるね。ごっつぉさんでした。
夕方にまたまた鶴ヶ城に戻って日没の通称「マジックタイム」という時間帯のお城を撮る。誰が名付けたか「マジックタイム」俺は「青い時間」と呼んでるけど。女の子の肌が一番綺麗に写る時間帯なんだって。しょこたんがテレビで言ってた。日が沈んでちょっとの間は空がホントに青く写るナイスな時間。実際肉眼で見た目より綺麗な青色に写る。カメラマジックのマジックじゃねえの?
夜桜見ながらの宴会、よかですね~。みんな楽しそうでした。
どうでした?マジックタイム。青いでしょ。確かに不思議な空の色がとっても綺麗な写真写りのいい時間。しかも一日のうちたった数分間のチャンス。
想像してみてください。カメラ持って必死にいい構図を探して走り回ってる姿を。しかも薄暗い夕方。こっけいですよね(笑)
カメラってパシャパシャ撮りながら楽しく運動できるから僕ちんにとっては素晴らしい趣味と楽しみなんです。良い景色さえあれば何時間でも歩ける気がします。
最後に今日一日のベストピクチャーをセレクト。
鶴ヶ城の近くの城前温泉という銭湯での1コマ。そんなのどこに売ってんスか?的なセクスィーなパンティーに芸術的ともいえるのびのび感とずんだれ感の融合。
オモローッ!!
ツカレタ・・・
とりあえず旅日記は一日遅れという最低限のタイムロスで書くことができてよかった。うれしい事に楽しみに読んでくれてる人がいるからできるだけタイムリーにブログ書かないとね。今日明日は天気崩れるみたいなので日記もないかも、です。青森とかはネットで調べたらまだぜんぜん見ごろになってなくて予想以上に開花が遅いみたい。家帰るまでに見れるのかな?あんまり天気悪いと途中で嫌になって帰っちゃうかも。まあそんなあいまいな旅ですができる限り日記にしていきたいと思いますのでお楽しみに。