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西へ⑤

2011年05月28日

西へ⑤

高千穂
神々が舞い降りたという「天孫降臨の地」




「神々が舞い降りた」
そんな神秘的なスピリチュアルスポットで危うく天に舞い昇らされそうになったきもりやんkao_3


ヤバかった~まじで





誰もいない雨上がりの早朝6時の高千穂峡。雨で濡らされしっとりとした雰囲気と人の気配のないとっても静かな早朝という条件が重なっておそらく普段の数倍神秘的な雰囲気をかもし出していたであろう神秘の渓谷高千穂峡。静かな空間に聞こえてくる鳥のさえずりと水の音。緩やかな風が吹きサワサワと木々の声も聞こえてくる。谷あいには霧が立ちこめどんどん形を変え移動して行く。

すげぇよっ!!この空気!!凄すぎるよ!この清涼感というか清清しさ。今までで一番かも。この天気、時間帯でしか味わえない静けさと自然の声がこの神々しい雰囲気に拍車をかけまくってすんごい事になってる。スピリチュアルとはこういう事を言うのでしょうか?
文章で表すことは難しいです。言葉にうまく表現できません。とにかくイイんです!!





あぁ、すっかり「思い出し興奮」して忘れてました。ヤバかった話をしないとね。

早朝の散策路を散歩しながら「よく雑誌に載ってるようなあの滝はどこや?」思いながら探してました。そして人のいないボート乗り場に下りていきました。駐車場から下の渓谷の方へけっこう降りていきます。そして少し遠くに滝を見つけました。「あれだっ!!」しかし角度も距離も違うしなんせよく見えない。「あれぇ??ぜんぜん角度が違うなぁ・・・。あの写真は舟の上から撮ってんかな?」いい角度を見つけるため川の真ん中近くへ濡れた岩場をひとつずつ恐る恐る渡って行く。これがまたぬるぬるでよく滑るんです。そんなに深い川じゃないから流される事はなさそうだけど滑ったら川にはまってビシャビシャになるから気をつけないと。

舟乗(せんじょう)カメラマンきもりやんはカメラマン魂にメラメラと火がついて「絶対エエ写真撮ったる!!」ハァハァと鼻息荒くチョ~興奮状態に陥っていた。



結局岩を伝って川の3分の1あたりまで来たところでどうしても危ないから泣く泣くギブして岸へ引き返した。ほんとよく滑るから「気ぃつけろ、危ねぇよ」と自分に言い聞かせてゆっくりと。無事岸まで戻って今度は岩場をよじ登ってボート乗り場の階段まで戻る。ここもまためっちゃ毛三(ツルツル)で危ねぇの。汚れるの覚悟で両手も使って慎重に岩をひとつずつつかんで登ってく。






そして(やっぱり)滑ったどくろ


「あべしっ!!」 足が後ろに滑って一瞬で勢いよく前向きに倒れた。ドスッ!!同時に胸部に鈍痛が走る!!



両手両足を着いて岩場に四つん這いの35歳男性午前6時(笑)
 
この状態で一瞬時が止まった。冷静に自分の今置かれた状況を把握する。

「あべしっ!!」とも「たわばっ!!」とも言うようななんとも声にならない声を出して無我夢中で必死に着いた右手と左手。右手は前方の大きな岩。擦りむいて血が出てるよぅ・・・kao_4 左手を着いた岩は自分の目の前のとんがった岩だった。「ドスッ」と鈍い音を立てて胸の真ん中辺りを打ち付けてた。ズボンも泥だらけっけkao_20


痛ぇっス!!痛ぇけどギリで手着けてヨカッタ~kao_3 これ、手着けてなくてノークッションで当たってたら間違いなく肋骨折ってるね。それぐらいのとんがり岩やった。この必死のリカバリーがなかったら岩に胸打ち付けて右手の大岩に頭ぶち当てて最悪気失ってたりしたカモね。人のいない朝の6時、渓谷の岩場でこんな事なってたら恐ろしくヤバいでしょ~よ!見つかるの何時間後だよ!!って感じ。想像したらチョ~怖くね?



※早朝の一人遊びには十分注意しましょう。良い子のみんなはマネしちゃダメよkao10




結局こんな危ない目してまで必死のパッチで写真撮ろうと奮戦してたけどボート乗り場じゃない滝の反対側に普通に足場の良い撮影ビュースポットあったしっicon10kao_15







たらたらと少々長いストーリーとなりましたが・・・

神々が舞い降りた地で天に舞い戻らされなくてヨカッタという事件ですkao07




ただ岩場で滑ったってだけの話やんけっ!!
そのフレーズ引っ掛けたかっただけじゃね?そう言うなって今日とってもヒマなんだからkao06







さて、

本音?が出たところで旅の経過です。話引っ張りすぎ?(笑)



やっぱりこちらは相変わらずの雨icon03icon03icon03の雨続きなのでございます。しかも今日なんかは台風の前線刺激による大雨でのんびり観光どころではありません。ニュースによると近畿地方の方も梅雨入りとの事でおめでとうございます。大雨に降られて僕(今日は僕キャラでkao10 普段は俺キャラです)と同じ憂鬱な気分を味わってください(笑)


そんななか昨日は束の間の休息日とも言うような一日曇りの日でして雨ならではの特別な雰囲気の「初めての高千穂」を経験できてとっても良かったと思います。「目指せガイドブック!!」的ないい雰囲気が伝わる写真でしょ?けっこう自信ありますkao_7




おとつい西郷どんに会ってからもずーっと大雨続きで鹿児島、宮崎とけっこう足早に通過してしまい楽しみにしてた日南海岸のフェニックスロードも大雨&強風により景色どころの騒ぎじゃではなくひとたび車を降りれば暴風雨にさらされ全身ずぶ濡れになるという超シビアコンディションでした。そんな中「鵜戸神宮」という神社に寄ってきました。海岸沿いの自然の岩の洞窟内に本殿があるという全国的にも珍しい造りでとても綺麗な朱色で面白い神社でした。

会いたかった不快の親戚(モアイ像)は知らん間に通り過ぎてるしicon10食べたかった日南の魚グルメも時間帯が合わずに断念・・・。まあ傘が逆さ向いて折れてしまうkao_9ようなあの暴風雨の中じゃゆっくりモアイ像なんか見てらんねぇんですけどね。うどんの麺に魚のすり身を練りこんだ「魚(ぎょ)うどん」は食ってみたかったなぁ~。今でも気になる・・・。

西へ⑤
強風で傘もバキバキに折られて全身ズブ濡れになった鵜戸神宮。左下の洞窟内に本殿がある。




日南海岸から宮崎市内、そして延岡まで北上して行ってそこから高千穂方面へ向かいました。高千穂の手前、日之影温泉というとても小さな寂れた温泉の街があるんですがその温泉は現在廃止された、TR高千穂鉄道の旧駅舎内にある珍しい温泉なんです。外には車両が置いてあって宿泊施設になってるんです。週末になれば鉄ちゃんや観光客が泊まりに来るらしいですよ。

浸かった瞬間肌にぬるっとくるいかにも「いい温泉」でした。お風呂場で一緒だった20代ぐらいの地元の兄ちゃん(色黒、口ひげ、ガタイ良し、でも話すとめっちゃ言葉丁寧で親切なアニキだったkao_21)にこの街や鉄道の歴史、旅の話など風呂に入ってる間中いろいろいっぱいお話できて楽しかったです。こういうふれあいこそが「これぞ旅!!」って感じしますよね。普段引きこもりで人見知りな感じのきもりやんですが旅先ではけっこう誰でも気さくに話せるんです。おもしろいでしょ?



そして昨日は高千穂から阿蘇の方へ移動してきて阿蘇山近辺を周遊してました。阿蘇山山頂は火山ガスで立ち入り禁止、普段は絶景オンパレードな阿蘇周遊ドライブの景色もこの天気のせいでトホホ・・・kao_9icon15の連続でしたが地元の特産品売り場や道の駅巡りなどしてそれなりに楽しい「阿蘇で遊ぼう」タイムを送れました。楽しいですよね~。特産品売り場や道の駅巡り。特に阿蘇はそういう施設が充実してるような気がします。そのおかげで寄るたんびにいろいろ買い食いしすぎてヤバいっicon10

西へ⑤西へ⑤
西へ⑤

草千里と米塚。草千里はガスガスで×。雲が厚すぎて阿蘇山なんか全く見えない。米塚はいつ見ても不思議な山だなぁ~って思う。上だけ窪んでんの。不思議な形に綺麗な緑色がおもしろい。



そして今日は阿蘇から街(熊本市内)へ降りてきてます。まるで山の人みたいな書き方ですけど(笑)スローな町阿蘇にはマクドみたいな近代的な店がありませんのです。それがいいとこなんだけどね。だから市内のマクドでこの旅日記を書いてます。雨降りということもあって暇つぶしを兼ねて2日分のたまった日記をたっぷりと書かせていただきました。




旅行計画の方なんですが最大で次のびわこまで遊んどこうかとも思ってましたがこの雨のせいで鹿児島、宮崎を予想以上に足早に通過してきてしまいもうこんな所まで帰ってきてしまいました。遊ぼうと思えばまだまだ九州に留まってやれることもあるんですが無理矢理めに九州に留まっておくのもおかしな話ですしこれから先も天気の回復はなく台風の接近で雨足が強まることが予想されますので一応今のところ明日の休日1000円割引を使ってきもり城へ帰ろうかな~って思ってます。





外は朝から相変わらず断続的な雨雨雨・・・。


さぁ、今から何しよっか?





タグ :九州

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作成者 きもりやん at 13:07  produced byスタジオきもり │コメント募集中ナリ (9)旅行記
この記事へのコメント(毎度ありがとうございます)
こんにちは、初めてコメントさせてもらいます。
もう熊本市内なんですね!
私、宮崎と熊本の県境近くの温泉街に住んでるので
もしかしたらこちらまで…(*´艸`)
と思ったのですがw

ホント雨ヒドいですね~。
せっかくなので熊本城も散策されてみてください^^
Posted by ほし at 2011年05月28日 13:29
きもりやんお疲れ様です。ご無事でなによりです。こちらも雨雨雨。始まりはいつも雨です。高千穂峡。鯉もいませんでしたかね?そして日之影町は母方のばあちゃんが住んでいたところで何度も帰省した場所ですわ!!感動です。確かに渓谷を列車が走っていました。山と谷しかなく雨が降ると車がピカピカになるくらい空気の澄んだとこでした。今はどうかなぁ?昔にタイムスリップした気分です。懐かしい気分にさせていただき感謝です!!気をつけて旅してください!!

追伸、母の旧姓はきもりやんの好きなもう一人のノブさんと同じヤマ〇ロなんです。親戚ではないですが・・・・。
Posted by うじ皮キョーテー at 2011年05月28日 17:52
こんばんは。
(*´Д`)エロエロあった
じゃなかった^^;いろいろあったみたいですが、ご無事で何よりです!
しかし…何とも言えない写真の数々…私も行ってみたくなりました。

そして、明日はペアボートの日。サプライズで登場!?
ということで、今すぐ帰ってきてください(笑)
Posted by くりたん at 2011年05月28日 20:38
ほんとに危ないんやから。。メッ! 気つけやっ!!! もっしぃ。
Posted by ぼたもち at 2011年05月28日 23:04
この写真きもりやんさんが必死のパッチで(笑)撮ったんですか!?まるで雑誌から切り抜いたかのようなすごく綺麗な写真でびっくりしてます。すごいです!!
Posted by ぴろ at 2011年05月29日 20:07
まぁ~よう雨、降るッスね~!
高千穂峡の写真!ホンマヤバス!素晴らしいッス!プロカオマケ!
この写真ホンマ、きもり殿が撮られたんッスか!?
自然の神秘的パワーが出てて清々しく凛とした空気感で最高傑作、一目見た時ゾクゾクしましたワ!
コレ一番エエ写真やと思いまス!
きもり殿もかなり、ラブ注入(あっ、失礼シマシタ。)パワー注入されたんちゃいますか!?
自然の厳しさ、大変な思いをされたこそ、味わえた空間、写真ッスね!
くれぐれも、お体を大事にして下され!
鵜戸神宮の写真は断崖絶壁の洞窟がなんとも言えない神秘ですな~コレまたパワースポット!
阿蘇の米塚は緑色が綺麗でホンマなんか面白い写真ッスね~!
行った気分になって興味深々で見させもらったッス!
m(_ _)m
きもり城に着かれたらゆっくりして下されヨ!西への旅、お疲れッス~!
Posted by pinon at 2011年05月30日 00:23
凄い写真ですね。写真から神秘の力があふれ出ていて
写真に惹きこまれました。こんなすごい情景に会えるなら
雨も悪いことばかりではなかったようですね(^^)
ある意味、印象的な九州だったのではないですか。

それにしても、天に召されなくてよかったです。
何かあったら、全国のきもりファンが悲しむので
気をつけてくださいね(*^。^*)
Posted by ミコ at 2011年05月30日 22:45
ほんまに天に舞昇らなくてよかったですね!!
手に汗握る日記、ドキドキしながら読みました。
その後、大雨は大丈夫やったでしょうか??
無事にきもり城へ生還されてることをお祈り申し上げます…☆
Posted by hana at 2011年05月30日 22:51
高千穂の写真、改めてじっくり見ましたが本当に綺麗ですよね。
清々しい空気というか透き通った空気感というか静けさ・厳かな世界が写真一枚から感じました♪
きもりやん、渾身の一枚ですねww
この写真引き延ばしてポスターばりに部屋に貼って眺めたらなんか浄化された気持ちになれるかも(^◇^)

・・・それにしても、危ない状況だったんですね。
文章読んでてぞっとしました。
素敵な写真見れて嬉しいけど、きもりやんが怪我したりみんなが悲しませるようなことはダメですよ。
本当に大事にならなくて良かったです。
本当に本当に気をつけて下さいね。
Posted by イム at 2011年06月13日 00:19
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